【画家紹介】
画家:梨水(Risui)

画歴34年。画家としてのスタートは墨絵で、ヨーロッパの風景や花などを得意としていました。すべての色を墨の濃淡で表す墨絵というアートを長く追求するうちに、ふと色をやってみたいと思い立ったのが2018年。以前から岩絵具の質感が好きだったので、色をやるなら日本画しかないと思っていました。ずっとモノクロームの世界にいたので色には自信がなかったのですが、いざ始めてみると、それまで頭の中に閉じ込めていた色が炸裂したかのように、思いがけないポップな色遣いで表現する自分に気づきました。そして恩師に「色彩感覚が非凡だ」と言われたたのを励みに、次々と作品を生み出していきました。

そんな中、2020年に新型コロナウイルスのパンデミックが起き、家で過ごす時間が増えました。あり余る時間に、以前飼っていた愛犬や娘の愛猫の絵を描いてSNSに投稿していたところ、それが評判を呼び、自然発生的にペットの肖像画を依頼されるようになりました。以来、三越伊勢丹グループのイベントに招かれて札幌・名古屋・立川で作品を展示したり、美術系ポータルサイト「日本橋Art.jp」・「ギャラリーあづま」の協賛で銀座で初個展を開いたりと日本画の動物肖像画家として活動を広げています。あふれる動物愛を筆に乗せた、ポップでユニークな日本画が特徴で、多くのファンに評価されています。

【展覧会】

〈水墨画〉
1990〜2008年 「黄羽会展」 銀座大倉画廊 他
2005〜2013年 「杜の会展」 東京銀座画廊
2015年  二人展「帯たたみと墨絵」 代官山
2019年  Art Shopping, カルーセル・デュ・ルーヴル パリ
     Carrousel du Louvre Paris

〈日本画〉
2020〜2021年 「ねこのアート展 」 札幌・名古屋・立川
2021年  個展「ANiMALS」 銀座ギャラリーあづま
2023年  二人展「カラフル動物園」 ギャラリー茶房「椿」(予定)


「日本橋Art.jp」のサイトに掲載されたインタビュー記事はこちら↓
https://nihonbashiart.jp/artist/risui/#interview